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色んな事情で会社を辞め時間が出来たので久々に海外へ!今回は一ヶ月間フランスのFontainebleauへ行ってきました。
気ままな一人旅。不安でイッパイでしたが楽しんで来た! 素晴らしい課題に素敵な人達との出会い。クライミングって良いなぁ!事件もおこってハラハラドキドキの旅でした。 日にちごとのUPは難しいのでエリアごとの更新をします。 取り合えず初日のハプニングはかなり印象的だったのでそこだけUP。 出発~まず福岡空港に行く高速バスに乗り遅れギリギリの到着・・・インチョン経由で2時間のトランジット。 韓国はチェックがかなり厳しく靴まで脱がされる。 インチョン~シャルルドゴール空港までは10時間。窓側の3列シートを独り占め出来て超快適なフライトだった。 大韓航空はキャビンアテンダントのレベルが高いので(ビジュアル的に)大好き!サービスの質も高く色々気を使ってくれる。 フランスに到着すると滑走路の脇に白い物が並んでいて何やろう?と思いながらも初のヨーロッパに興奮しタラップに向う。 機内から出るとかなり空気が冷たく感じ窓から外を見ると滑走路脇の白い物の正体が解った。 雪ですねぇ~・・・ちょっと嫌な予感。 入国審査はスカスカで質問等は無し。パスポート出して顔見てハイOK!こんなんで良いのか? 荷物を受け取り前もって予約しておいたEuropcarに車を借りに行く。 ここで最初の事件!ヨーロッパはカード社会だと聞いていたので現金はあまり持って行ってなく2つに分けてカードで済まそうと思っていた。 いつもレンタカーと燃料費に使っているカードを出したら「このカードは使えない!」と言われメッチャ焦る。 何度も試してもらうがダメで仕方なく買い物様のカードを出してOK! ホテルの事もあるしこっちは使いたくなかったが・・・ レンタカーの駐車場に行きキーを貰って荷物を積み込む。 こいつが本当に小さくてクラッシュパッドを積むのに一苦労・・・色んな物を外してシートを畳んで何とか全てを積み込み出発! 久々の左ハンドルにマニュアル車で知らない土地に踏み込む。駐車場を出るとすぐに自動車専用道で市街地を走る必要は無い。 その代り絶対に違う路線には入れない。間違うととんでもない所に行く事になる。 現地時間は19時過ぎで既に暗い・・・ Fontainbleauまでの道順は予習しておいたが標識が小さいのとわりとギリギリにならないと出てこないのでかなり緊張する。 よそ見している間に分岐を通り過ぎてしまいそう。夜で良かったかも! 何とか順調に進み料金所手前で高速を降りホテルを目指す。 師匠に借りたミシュランの地図とにらめっこして現在地を頭に入れ取り合えずbleauの町まで。 ここでまた事件。地図に載っている標識と道路の標識が一致しない。今走っているはずのN7号線はD607と書いてある。 必死に地図上でD607を探すが載ってない。でも「Fontainbleau」と書いてある標識に向って走ってみる。 20分程でそれらしい町に着いた。いきなりデカいロータリーがあって方向感覚を失い変な道に入ってしまう。 気がつくとbleauの町の真ん中に居た。 「ホテルに行かねば」兎に角道を探す。今度はN6を探してウロウロする。道路の標識のN6ってのは何処にも無く気がつくと隣町のAvonに居た。 グルっと一回りすると町の形と地図が一致してきたのでもう一度良く見てみる。 N6はD606でN7はD607って事が判明し少しほっとする。 この時点で21時位でかなり疲れている。早くホテルを! そんな思いで次はD308を探す。D606を東に向うと合流するはずだが途中でD308への分岐が出て来たので疑う事も無くD308へ。 これが失敗だった。小さな町に入ってドンドン道が狭くなり住宅街になる。泊まるはずのホテルの看板はあるが字が読めないのでこの近くだということしかわからない。 時間も遅いので誰も居ないし・・・ 実はこの小さな町を抜ければ目的地だったがそんなこと知らないのでまた元の道に戻りウロウロして騙されたつもりで延々とD606を走り続ける。 しばらく走ると左手に目的の黄色い看板が見えてきた!小さなロータリーを回って何とか無事にホテルに到着。この時点で22時30分位・・・ 兎に角チェックイン! たまたま居た人が英語が通じたので助かった。 予約はしておいたがどうも入ってなかったみたい・・・ プリントアウトしておいた予約番号を見せて強引に部屋を空けてもらう。 予約の場合は1週間しか部屋が取れないので後に更新となる。 カードが怪しいのでこの一週間分は現金で支払う。 一日32ユーロで3人まで入れる。 服を着替えベッドで一息ついて荷物の整理をしてシャワーを浴びて寝る。 更新の時もハプニングがあってつい日にちを忘れてしまい慌てて更新したが満室・・・ 色々話をしているうちに「今日一人出る人がいるみたい!」って事が判明。それってBOTCHの事・・・ 「良かったねぇ!」ってさっきからそう説明してるのに・・・フランス語難しいです。 それでもいまいち通じてなく最終日の夜は車中泊する羽目になったけど・・・ 朝起きて窓から外を見ると陽が射していたので早速登りに出かける。深夜のドライブでかなり疲れてたので時差ぼけも無く快調! 取り合えず解りやすいエリアBas Cuvierに向かう。ここは国道D607沿いでアプローチもゼロです。 でも意外と寒くはない。風が吹かなければ長袖Tシャツでウロウロできる。 最後遠いガバを取りに行くが失敗するとクルクル回って吹っ飛ぶ!岩の高さは高くて最上部からのクルクル落ちはスリリングです。 しばらく登っていると急に天気が怪しくなり雪が降ったり止んだり。 気温は低く乾燥しているのでフーって吹けば積もった雪も飛んでいくから気にせず登っていた。 積もっても解けないのでブラシでホールドの雪を落としながらTRYしていたら急に勢いが凄い事になってきたので撤収。 初日からですか・・・でも7a二つ登れたので良しとして買い物に出かける。 Bas CuvierからD607で5キロ程行った所にある大型のスーパーCarrefuurに行ってみる。 モールの中にはバーやカフェもありスポーツ用品店には少しクライミング用品が売っている。 クライミングシューズは少ししか無かったけど日本で買うよりかなり安い!でも小さいサイズは殆んどないので買えなかった・・・ 買い物を済ませ外に出ると何故か出口に人が集まってて「どうしたんやろう?」って思ったらほんの1時間程で20㎝位雪が積もっていた・・・ 道路は完全に凍結し超ノロノロ運転。 D607に出ると殆んど動かない状態。 事故も多発していて益々渋滞している。 普段だと30分程の道のりを3時間かけて走り何とかホテルに到着。 夜になると渋滞が解消したのか飛ばす車が出てきて夜中道路脇に車が突っ込む音が常にしていた。 あんまり登ってないけど猛烈に疲れたので簡単に作れる飯を食って寝る。 初日からこんな感じなんで天気には恵まれなかった。雪が降ったり止んだり雨が降ったり止んだり。 季節外れの嵐が来て海沿いは川が氾濫して高潮の被害に津波・・・行きたかったモンサンミシェルには行けなかった。 でも心に残る良い旅をしてきました。
by BOTCHmen
| 2010-03-13 02:08
| 岩登り
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