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まだまだ暑い日が続きます。水と戯れたいねぇ!ジャブジャブして凍えたいねぇ!そんな感じでへっぽこ沢同人集合!
今回の沢は宮崎県は日之影川に灌ぐ「かのう谷」。ものの本によると「沢に興味がある人なら一度は入渓を薦める」とある。 楽しそうなゴルジュをかなり期待して向う。 入渓ポイントのかなり手前から沢に入る。 随分水が少ない・・・ 所々胸~首位の釜の小滝があるが問題なく進む。 ←綺麗なポットホールみたいなのが出てきてちょっと期待。 前半はなかなか楽しくチョロチョロではあるが水と戯れる。 しかし沢は全般的にガレ模様で伏流と出現を繰り返し不安・・・ それでも変化があってこれはこれで良い。 しばらく遡行を続けると一旦涸れてほぼ登山。岩の間をチョロチョロ流れる水の音を聞きながらひたすら歩く。 ←傾斜の緩い斜滝をフリーで登るT木君。 ついに滝下の釜には水が無くなる・・・ 多分上流からのガレで埋まったんだろう。 遡行図によるとこの辺で前半戦終了。 涸滝は多いもののナメや斜滝、が連続でなかなか楽しい。 途中幾つも支流の滝が姿を見せるがすべて涸れている。 一度ルンゼ状の汚い支流の二俣で迷いかけるがあまりにも岩が脆いので違うと判断し本流を遡行。 流れがあればそれなりの難関も涸れてるとなんちゃ無くスタスタ歩く。 幾つか斜滝を越え涸れた小滝を登ると傾斜がきつくなり両岸に岩壁が現れる。既に水は涸れ岩壁の先には涸れた25M滝が待っていた。 この頃からやたらスズメバチが偵察にくる。足元をウロウロ飛び回り冷や冷やするがスウェーでかわしながら先に進む。 2段15M滝では本格的なスズメバチの偵察行動。どんどん増えて常に2~3匹が追いかけてきて怖い。 滝自体は涸れているが岩は脆く微妙に湿っていて苔がよく滑る。 少し巻き気味に突破しゴーロを詰めると15M関門の滝が現れる。 滝は侵食により岩がごっそり削り取られている様。 水流があればかなりの難所だろう! 上部の丸い岩間から轟々と落ちてくる水を想像すると冷や汗もんだが生憎滝はカラッカラに涸れている。 釜であったであろう場所には少々水が溜まっており変な線虫らしきものが蠢いて気持ち悪い・・・ ここの水は飲めぬ。 取り付き早々蜂がやって来て一時撤退するが向こうも撤退したので登攀開始。 すると直ぐにやってきて辺りをブンブン飛び回る。 蜂敗退だけは嫌だ!の思いで何とか登り切る。 ビレイ中も4~5匹が体の周りを飛び回り逃げ場の無い狭い空間で必死に耐える。 早くここから脱出したいと思い遡行図も見ずにダッシュして支流に入ってしまう・・・ ガレた沢を詰め間違いに気付き巻けそうな尾根を越え遡行図にある石垣に辿り着く。 ようやく蜂の襲撃から開放され遅くなったが昼ご飯の休憩を取る。 そのまま涸れた巨石転がる沢を詰めて行ったが流れが無いせいかいまいちルートが読めずしばし迷走するが難関の30M滝にぶち当たる。 滝は涸れており草ボーボーの苔苔で登攀不可能と判断し高度計、地図を照らし合わせながら尾根に抜ける道を探す。 道って道は無いが鹿の足跡らしきものを辿り稜線っぽい所を目指しコルに出る。 兜巾岳山頂を目指し稜線らしき所を登るがかなり急勾配・・・ 登り詰めて愕然とする。それは岩峰だった・・・地図では繋がっているように見える所は切り立った断崖絶壁でとても渡れそうに無い。 仕方なく先ほどのコルに引き返し少し下って尾根を迂回してピークに登る作戦にした。 ドンドン下って行くと予報通り雨が降り出す。しかもかなり強い!ドロドロになりながら迂回できそうな尾根を探す。 稜線が張り出してきている所で下に沢らしきものが見えるが上に行く為薮こぎ。 これが想像を絶する薮で困難を極める。 行けども行けども絶壁に阻まれ登頂を断念し沢を再び探す。涸れ沢を発見し下降を開始するが足元はズルズルで急勾配なうえにガレガレ。最悪だ・・・ 途中発見した岩屋で「今日はここでビバークかぁ・・・」と思う位遭難色が濃かった。 意を決して下降しガレ場を脱出!涸れ滝のある沢らしき所に出る。途中滑落しかけたが何とか降りズンズン下ると崩落地に当たる。 ここからしばらくは明るい谷で下降スピードも上がる!水の流れが出て来た時にはやった~!と思ったが目の前には砂防提・・・ 帰れるには帰れるが折角だから沢を降りたい! 一つ目を越える前に二つ目が見える。一つ目に登ると三つ目四つ目が見える・・・ 段々面倒になり三つ目を越えた辺りから林道に出てただ歩く。 後から調べるとこの谷は「おもうち谷右俣」という事がわかった。道路に出てからしばらく川に沿って歩くと何と!駐車場に到着。 かなりラッキーである。危うく遭難かと思った今回の遡行無事終了。なんだかガッカリしながら帰路に付いた。 次回は何処の沢に行こうか?全然懲りないへっぽこ同人であった。
by BOTCHmen
| 2009-09-16 23:49
| 沢登り
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