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この沢の本当の姿はこれから先となる。今まで見せていた渓相とは打って変わって凶暴になって行く。
しばらく緩やかな傾斜の静かな谷を歩く。流れの中には魚影濃く溯行者を楽しませてくれる。 谷に迫る樹林、苔むした岩が時折見せる陽射しのお陰かとても綺麗だ。 それもつかの間谷幅は一気に狭まり再びゴルジュとなり狭く深い瀞には澄み切った水を蓄える。 ここまでの溯行でかなり体温が上がっていたので途中の釜や瀞では不必要の泳ぎや飛び込みで楽しむ。 その後これが仇となり凍える羽目に・・・ 突然現れた3m小滝を越え再び視界が狭まるとそこには綺麗な瀞と極端に狭いゴルジュが現れる。 瀞を抜けるとそのまま大きな釜を持つ斜滝が現れる。右側をへつり様子を見てから釜へ飛び込み泳いで取り付く。 そこそこホールドは有るが岩はヌルヌルしていて油断できない。落ちても釜なので安心だが。。。 斜滝を越えると一旦穏やかな谷となる。 河原は谷幅イッパイに広がり開放感抜群だ。 気持ち良い溯行を続ける。 この時はもう核心は越えたものだと思っていた・・・ しばらく溯ると再びゴルジュが始まり小滝が連続する。 小滝を軽快に越え短い緩やかなナメ。 CSの滝や小さな釜を持つ滝を幾つも越えて行く。 この日初めてロープを出した5m滝を越える頃急に雨が降り出し目の前には2条5mの滝が現れる。 二つの釜を気合で乗り切り滝の上に立つと行き止まりかと思う位に流れは狭く左に折れ曲がる。 折れ曲がった所から深~い瀞が続きついに核心が・・・ 途中からチムニーで這い上がりさっさと瀞を脱出しなるべく水が掛からないように登っていく。 この滝は所々CSがあって何段かに分る事が出来た。一旦中段まで登りべべちゃんに下まで来てもらいビレイしてもらう。 ←小さな可愛い花が咲いていた。 何とか10m滝を登りきったがこの先も釜と滝が連続。 そんなに大きなのは無いが冷え冷えの体にはこたえる。溯行図を見るとこの先で明るい河原になるとなっていたのでそこでお昼ご飯にしようと期待して溯行を続ける。幾つか滝を越え一瞬開けたので河原が近いと思ったが目の前に現れたのは大きな釜だった・・・ もう限界だったので仕方なくその釜の手前の砂利の丘でお昼ご飯にする。ご飯を食べると少し回復したので意を決して釜に入る。 最後の小滝を越えると今までの凶暴さが嘘の様になる。 傾斜は緩み谷幅も広がる。 樹林帯が見えて来る頃には穏やかな渓相となりほっとする。 もう終りだろうと溯行を続けるが一向に流れは終わらない。 ナメの連続で最後まで楽しませてくれる。 油断していると急ナメが現れたり二俣があったり。 その度立ち止まるが殆んど最後まで流れが消える事無く溯行は続く。 次第に水がなくなり始めもう山頂直下!薮こぎは全く無く容易に山頂に立つ。 再び霧に覆われるが踏み後を辿って隣の樋口山を目指し縦走開始。 途中アケボノツツジの群生している所で踏み後を見失いかけながら縦走路を歩く。 樋口山までは意外と距離がありかなり疲れる。 踏み後とテープを見失わなければすんなり行けるんだろうがツツジの群生が邪魔をして思うように距離が稼げない・・・ 段々疲れ果ててきた頃にピークらしき所に出たがこれは偽者で再びツツジ迷路に突入し何とか樋口山に到着する。 樋口山からは登山道は無く微かに付いてた踏み後も怪しくなり地図とコンパスで稜線を下る。 途中で違う尾根に入ってしまいかなりの時間をロス・・・何とか復帰するもすでに日暮れ前で猛烈に慌てる。 慌てたのが失敗だったのか目標よりもかなり手前の尾根を降りてしまい修正も効かずまた沢に出てしまう。 縦走した意味が全く無い。 沢に入った頃には完全な暗闇となりべべちゃんのヘッ電一つで沢を下る羽目になった。 入渓地点に辿り着いたのは夜8時過ぎになっていたがあの状況でよく戻れたとお互いを称えて帰路に付く。 帰りに人吉で美味しい物食べようと思っていたが空腹に耐え切れず手前のジョイフルで食事を済ませ人吉IC近くのよく行く温泉で疲れを癒す。 温泉に着いた時は10時を過ぎていて100円増しだったのでちょっとガッカリしたが元が200円なのでまぁ良しとした。 高速に乗ってからは猛烈な睡魔に襲われ走行不能・・・ 途中仮眠しながら殆んどドーピングしたべべちゃんに運転してもらい無事帰り着く。 今回の溯行はかなり充実したものがあったが下山でまた失敗してしまった。 地図読みの勉強しないといけんね~・・・反省です。
by BOTCHmen
| 2009-10-07 01:49
| 沢登り
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